No.105『老後と終活』

今回は、ワンちゃんとネコちゃんの老後と終活のお話です。

ワンちゃんやネコちゃんでは、ここからが老後の生活という境界がはっきりしません。
ご家族との触れ合いが徐々に少なくなっていくあたりで、なんとなく老後の生活に入ったかなと感じられるのではないでしょうか。

老後の先には終活があります。避けて通ることができません。
若いときは、まったく考えもしなかったような状態を経験される方もおられるでしょう。

ワンちゃんやネコちゃんの老後や終活を考えてあげる時に重要なことは、ご家族がそれぞれの動物さんの健康状態をしっかり理解してあげることです。
そしてそれぞれの動物さんにとって、ベストなことを提供してあげることができれば幸せですね。
お金や時間は無限ではありませんから、それぞれのご家族によって、「ベストなこと」には差があって当然です。

歳をとることと病気は別てす。
「高齢だから・・・」、「もう何もできないですね・・・」、「痛みもなく幸せに生活していますから・・・」などご家族か独断と偏見で判断されておられる場合が多くあります。

大切なことは、人とコミュニケーションをとることが難しいワンちゃんやネコちゃんの体の状態を、しっかり理解してあげることが最優先です。

食欲が落ちる、体重の減少、活動量が落ちる、水をよく飲む量が多いなどいろいろな心配があります。
「何でもない」、「高齢だから」と思われる方もおられますが、これらの変化がなんらかの病気によるものなのかどうか、検査をしなければ分かりません。

身体一般検査、血液検査、尿検査、便検査、画像検査などを行うことにより、現在の症状に関連する変化がわかることが多いと思います。幸い何も異常がなければ、もう少ししてから再度、検査をして体の中で大きな変化がないことを、確認されることをお勧めします。

高齢なワンちゃんやネコちゃんでいつもと違ったことがあれば、小さなことでも動物病院に相談してみてください。動物さんたちが毎日気持ちよく生活できるように一緒に考えてあげましょう。

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