【No.98】最近、クンクン臭いを嗅ぐことができません!「臭い」フェチ?

匂いフェチという言葉がありますが、今日は、「臭い」フェチのお話しです。
 
最近必ずマスクを付けて動物さんたちを診察しています。人から人への感染症対策が目的で、動物さんたちからの感染を防止しようというものではありません。
 
このマスク着用で、個人的にちょっと困ったことが起こっています。診察時に、動物さんたちの臭いを簡単に嗅ぐことができません。
 
マスクをしていると臭いを簡単に嗅ぐことができないので、マスクを外して臭いを嗅ぐ必要があり困っています。個人的には、臭いに対して敏感ではなく、少しくらい臭くても全く平気です。
 
さて、「臭い」フェチとはどういうものなのか・・・
 
待合室から診察室へ入っていただく時、診察室内で、診察台の上でなど色々な場面で臭いを嗅がせていただき、診察の補助としています。

待合室から診察室に入って来られる時、歩いたり、抱っこされたり、ケージの中からわずかに発する臭いが気になります。動物さんたちの体全体から発するものです。
 
診察室では、動物さんの臭いがこもるので、独特な臭いがかなりはっきりしてきます。いろいろなお話を、ご家族からお伺いする時間があります。その時、落ち着かない様子の動物さんから発する臭いを確認しています。
 
診察をテーブルの上で行う場合は、まず動物さんと対面することができるので、多くの場合、正面から向き合い臭いを楽しむことになります。この時が最高です。頭を中心とした身体、口、鼻、耳などの臭いをかぐことができます。口からの口臭はいろいろですが、歯石が多く溜まっている子や歯肉が赤くなっている子では特に強烈な臭いになります。耳の方もばい菌やカビによって独特の臭いを発します。ご家族では、これらの臭いに慣れて、あまり感じない方がおられるようです。
 
胴体とか前・後肢では、長い間シャンプーをしていないワンちゃん、自分の体を舐めることで口の臭いが体についているワンちゃんやネコちゃん、皮膚の病気で臭いがする子、お家の環境の匂いが付いている子など臭いもいろいろです。診察中、何か臭いがあるとすぐ体のその部分に鼻を近づけてクンクンしてしまいます。
 
体の後ろの方では、お尻あたりは最高です。肛門付近の匂い、肛門嚢(のう)の匂い、オシッコが体についている臭いなどいろいろです。ついでに排泄物の臭いも嗅いで、普段とは違った臭いを嗅ぎ分けます。しかし、今はほとんどマスクをしているので、臭いを嗅ぐとき、マスクを外すというひと手間が必要になります。マスクを外すと臭いの発生部位に私の鼻が吸い寄せられます(?)。
 
早くマスクを外して、思いっきり動物さんたちの臭いを嗅ぐことができるようになればと願っています。
クンクン、クンクン・・・・

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