「人と動物との絆」連絡帳 
No. 50
〜〜「目や目の周り」編〜〜

タカサクラガーヤ動物病院  
東京都世田谷区世田谷4−18−7
(世田谷区役所第二庁舎の南)


電話: 03−5451−5188


  犬(ワン)ちゃんや猫(ネコ)ちゃんの白目や黒目を見てください。ひとみ、まぶたに何か変化はありませんか。涙や目ヤニが多くないですか。目や目の周りを前足でかいていませんか。

  目や目の周りがいつもと違う状態が続いている時間がたつにつれてどんどん症状が悪くなっている場合、または、 黒目やひとみが両目とも同じようにおかしい場合は、緊急事態の可能性がありますから、できるだけ早く動物病院で検査を受けてください。

1)「目のまわりがおかしい」時は、まぶたやまぶたのふち、目のまわりの皮膚の病気が疑われます。「涙がたえずあふれる」、 「まぶたが内側へまくれこむために目が刺激される」、 「まぶたが外へそっているためにおこるもの(「あかんべー」の状態)」、「自己免疫性と呼ばれる病気による目のまわりのただれ」、「食品(食品添加物)アレルギーによる目のまわりの皮膚のかゆみ」、「その他のアレルギー」、「まつ毛のはえ方の異常や、目頭の内側や結膜に毛が生えていること」、「瞬膜や結膜のウイルス、クラミジア、細菌などの感染による粘膜のただれ」 などにより起こります。

2)「黒目や白目の部分がおかしい」時は、眼球(目の玉)の表面や内部の病気と瞬膜や結膜の病気が疑われます。「結膜や瞬膜のバイ菌やアレルギーによるただれ」、「自己免疫性と呼ばれる結膜や瞬膜のただれ」、「ウイルス、カビ類、クラミジアなどの感染による角膜、結膜、瞬膜のただれ」、「目の中の出血やただれ」、「眼球の中の圧力が増すこと(緑内障)」、「眼球全体のただれ」、「黒目の異常」、「瞳孔の内側に
あるレンズが白くなったり(白内障)にごったり(核硬化症)すること」、「眼球内や瞬膜のはれによるもの」、「涙が不足する(ドライアイ)ためおこる結膜のただれ」などにより起こります。


3)「目そのものは正常に見えるが、目が見えない」場合、目の神経、網膜、脳の病気が疑われます。「目の神経のただれやはれもの(腫瘍)」、「網膜のただれ、萎縮、変性、剥離」、「網膜脈絡膜のただれ」、「脳の視覚領域のただれ(炎症)、損傷、はれもの」などにより起こります。

  原因はいろいろですが、動物病院へ来られる前に、犬(イヌ)ちゃんや猫(ネコ)ちゃんが目をかいている場合は、まず、できるだけ早くエリザベス・カーラをして目を保護してあげることが重要です。動物病院では、細胞診断(バイ菌やただれが起こってないかを調べる)、涙の量を測定、眼圧測定、角膜の傷の検査、眼底検査などを行って診断し、的確な治療をします。場合によっては、眼科専門の動物病院をご紹介いたします。


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