「人と動物との絆」連絡帳 
No. 45
〜〜「尿、排尿」編〜〜

タカサクラガーヤ動物病院  
東京都世田谷区世田谷4−18−7 
(世田谷区役所第二庁舎の南)


電話: 03−5451−5188


  犬(ワン)ちゃんや猫(ネコ)ちゃんの毎日の生活で、尿のしかたがいつもと違う尿の量が減っている、増えている、 尿の色においがいつもと違うなどお気づきではないですか? このような変化があっても、元気、食欲、便がいつもと変わりがない場合は、普通、今すぐに命にかかわる状態ではありません。しかし、命にかかわる病気の可能性もありますから、動物病院で検査を受けてください。

 「尿をしたくてもなかなかできない」「尿に血がまじる」「尿をしたくて苦しがる」「下腹部が異常にふくらむ」など尿のしかたがいつもと違うようであれば、尿が通る所の病気などが疑われます。

  尿のにおい、色、回数、量、尿の仕方がいつもと違い、その他にもなんらかの症状がある場合は、腎臓(尿を作る所)の病気や他の全身的な病気などが疑われます。

  尿の量が減っている場合も、腎臓の病気や他の全身的な病気などが疑われますから注意してください。一方、尿の量がふえている場合で、水をよく飲み、大量の尿が出る以外に、変ったことがほとんどなければ、腎臓の病気や尿を作るいろいろなホルモンの関係する病気、水を多量に飲むくせなどが疑われます。

  水をよく飲み、大量の尿が出て、他の何らかの症状がある場合では、腎臓や肝臓やいろいろなホルモンの関係する重い病気などの可能性もありますから注意して下さい(水をよく飲み、大量のおしっこをすることを「多飲多尿」と言います)。

  元気食欲があまり変らなくて、尿の色やにおいだけがいつもと違う場合は、尿の通る所の病気が疑われます。尿の色やにおいがいつもと違い、さらに元気食欲がない時は、肝臓、血液の病気、寄生虫病や伝染病などが疑われます。

  以上のように犬(ワン)ちゃんや猫(ネコ)ちゃんの「おしっこ」に関係する症状から、体の中でどのような変化が起こっているかある程度推測できますが、最初に他の病気の有無を明らかにする必要があります。全身の診察(身体一般検査)と必要に応じて血液尿便のルーチン検査、X線検査やその他の検査を受け、正確な診断、治療をしてあげることが重要です。

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