「人と動物との絆」連絡帳 
〜〜〜「痛み」と鎮痛のはなし〜〜〜

No. 13 (2007年8月記述)

タカサクラガーヤ動物病院  
東京都世田谷区世田谷4−18−7 
(世田谷区役所第二庁舎の南)


電話: 03−5451−5188


ワンちゃんやネコちゃんも私たちと同じように痛みを感じるでしょうか? 答えは、もちろん「ハイ」です。

動物病院では、外科手術や処置に伴う痛みをやわらげるため、できる限り最適な鎮痛薬を使い、痛みが発生しないようにしています。 また、関節の病気に伴う痛みや腫瘍に関連する痛みなど外科手術以外の場合でも、いろいろな痛みが起こります。これらの慢性的な痛みも鎮痛薬である程度和らげてあげることができます。

ワンちゃんやネコちゃんの痛みの表現は、人の場合と違うことがあります。動物の痛みの症状は以下のようなものです: 鳴く、呼吸が浅くて速い、よだれ、震える、緊張や不安、攻撃的になる、落ち着きがない、近寄ると逃げる、動きがゆっくり、横になるのを好んだり/いやがったり、歩行がいつもとは違う、ある部分だけ舐める/かむ、眠れない、グルーミングをしない、食欲がなくなる、体重が減るなどいろいろです。

   

ワンちゃんやネコちゃんの痛みに関して一般に信じられている迷信があります:
● 迷信その1: 「ワンちゃんやネコちゃんは、私たちと違って痛みを感じない。」
真実: 生理学的には、ヒトと同じように痛みを感じる痛覚があります。

● 迷信その2: 「ワンちゃんやネコちゃんは、私たちより痛みに対する適応性が高い」
真実: 痛みに対して、ボディー・ランゲージで反応する傾向があるので、痛みの表現をしっかり読み取ってあげることが重要です。私たちが痛いと感じるものはワンちゃんやネコちゃんも痛いと感じています。

● 迷信その3: 「手術後安静を保ち、順調に回復させるために、痛みがあることはよいことです。」
真実: 痛みがあると、動いて手術部位を悪化させることが多い。だれでも痛くない方が良い!

幸せそうに普通に伸びをし、よく食べ、夢を見ながらよく眠る、あくびをする、そして気持ち良くグルーミングをするなど、ワンちゃんやネコちゃんに痛みのない生活を確保してあげましょう。

体の痛み(?)、鎮痛、外科手術に関するお問い合わせは、タカサクラガーヤ動物病院までどうぞ。

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タカサクラガーヤ動物病院  
東京都世田谷区世田谷4−18−7
                  
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