「人と動物との絆」連絡帳 
〜〜〜ネコちゃんの生活編〜〜〜
No. 12 (2007年7月記述)

タカサクラガーヤ動物病院  
東京都世田谷区世田谷4−18−7 (世田谷区役所第二庁舎の南)
電話: 03−5451−5188

室内でいつも気楽に生活しているように思えるネコちゃんでも、いろいろなストレスを受けています。どのようなことに配慮してあげればよいでしょうか。

室内で生活しているネコちゃんが、外で生活しているネコちゃんと同じような時間配分で過ごすことができれば、よりストレスが少ない状態を保てるのではないかと思います。今回は、ずっと外で生活しているネコちゃんの一日の時間割を見てみました(Panama, R., 1981, quoted in “Compendium Vol. 29(2), 104 ー106, 2007)

外のネコちゃんが一日に寝たり休んでいる時間は15時間くらいです。ご家族を夜中とか朝早く起こすネコちゃんでは、ご家族の生活に合わせて、寝る時間を確保してあげれば、ネコちゃんにストレスをかけないで問題を解決することができます。ネコちゃんが休む場所も重要ですから、お気に入りのスペースをとりあげないで下さい。家具などの配置換えの時は、注意が必要ですね。

グルーミング(毛づくろい)は、一日4時間近くにもなります。毛のケア、外部寄生虫の除去が目的ですが、一番重要なものは、他のネコや家族と相互に良い関係を築くための行動です。外のネコちゃんでは、他のネコにも頭とか首をグルーミングしてもらって気持ち良さそうです。ネコちゃんが一人で生活する場合は、ネコちゃんに代わってご家族がグルーミングを手伝ってあげましょう。

外で生活するネコちゃんの獲物(食事)を捕獲するための時間やそれに関連する「遊び時間」は5時間になます。室内のネコちゃんの「遊び」にこれだけの時間を確保してあげることは大変ですが、できるだけ、しっかり遊んであげてください。

爪とぎは、古くなった爪を落として、新しい鋭い爪が成長するのを助けています。さらに他のネコへ見た目とかにおいの面でサインを送っています。お気に入りの爪とぎ場所(用具)をいつでも使えるようにしてあげてください。

外へ出かけるネコちゃんは、室内で生活している子より病気になりやすく寿命が短いものです。ネコちゃんが健康で楽しく生活するために、是非、外に出さないで室内で生活させてあげてください。

ネコちゃんの生活や行動のお問い合わせは、タカサクラガーヤ動物病院までどうぞ。

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