「人と動物との絆」連絡帳 
子宮卵巣摘出(避妊)・精巣摘出(去勢)手術編
No. 11 (2007年6月に記述)

タカサクラガーヤ動物病院  
東京都世田谷区世田谷4−18−7
 (世田谷区役所第二庁舎の南)


電話: 03−5451−5188


どうして、一緒に生活している健康なワンちゃんやネコちゃんの子宮卵巣摘出(避妊)や精巣摘出(去勢)手術が必要なのでしょうか。

子宮卵巣摘出手術を行った女の子の場合

1)子宮、卵巣の病気がなくなります。手術をしていない子では、中年以降に子宮蓄膿症や腫瘍などが起こりやすくなります。寿命が長くなり、一緒に楽しく生活できる期間が長くなります!

2)女性ホルモンの影響に関係すると思われる乳腺腫瘍の発生を抑制できます。

3)生理に伴ういろいろな問題の多くも解決します。カロリー過剰による太り過ぎに注意してください。
   


精巣摘出手術を行った男の子の場合

1)精巣の病気がなくなります。寿命が長くなり、一緒に楽しく生活できる期間が長くなります!

2)男性ホルモンの影響による行動(マーキングや女の子への異常な興味など)が、手術前以上に強く現れません。

3)中年以降、ホルモンの影響によって、肛門周囲の線分泌が盛んになりその影響でコブ(腫瘍)ができやすくなりますが、それを抑えることができます。

4)ワンちゃんの場合、男性ホルモンの影響で膀胱の後ろにある前立腺というところがしだいに大きくなり、痛みを伴うなどのいろいろな問題が起こるようになります。手術をしている子では起こりません。痛みのない生活を送れるシニアのワンちゃんは幸せです。

健康面とは別の話しですが、すべてのワンちゃんやネコちゃんができるだけ幸せな生活を送るため、祝福されない動物を増やさないようにしなければなりません。これは、より良い社会を作るために、それぞれの方々に努力していただいて解決すべき問題だと思います。

子宮卵巣摘出・精巣摘出手術やその他の健康に関するお問い合わせは、タカサクラガーヤ動物病院までどうぞ。
             
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タカサクラガーヤ動物病院  
東京都世田谷区世田谷4−18−7
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