タカサクラガーヤ動物病院 
世田谷区世田谷4−18−7

電話: 03−5451−5188

尿検査

ペットのご家族の皆様は、ご自分の尿の検査を病院で行っていただく時、どのようにされますか。当然、ご自分で採尿されますね。ペットはどうでしょうか? 私達のようにハイ出してくださいとお願いしても、決して尿を出してもらえません。たまに、緊張しすぎて(興奮しすぎて)出すこともありますが、あまり期待できません。ですから、他の方法で採尿する必要があります。ワンちゃんであれば、ペットシーツの上とかお散歩で出してもらえることもあり尿検査できることもあります。

どうしても採尿できない場合は、超音波装置で膀胱を確認して、滅菌したディスポーザブル(使い捨)の針と注射器を使って、1 ml くらい採尿します。これは、膀胱穿刺という方法で、お腹の方から針を刺して、尿を採取します。このようにして採った尿を検査することで、ペットの腎臓の状態とか他の体の異常がはっきりします。このようにして採尿する場合、最低二人で行う必要があります。


尿は、腎臓に流れ込んで、ネフロンと言うところで作られ、尿路を通って排泄されます。
尿の成分や量は、
1)血液成分の変化と腎臓の血流の状態、
2)腎臓のろ過能力、再吸収・分泌の能力、
3)尿路の状態
の3つによって変動します。尿は、腎臓・尿路系の病気の鋭敏な指標であり、また、多くの全身性の病気でも診断上の有用な情報を含んでいます。
採尿後、できるだけ早く「尿の外観(色調、清濁)」を調べ、比重計で尿比重を測定します。尿比重の減少が、腎臓の機能障害をいち早く示す指標の一つです。尿スティックによる簡易検査で、尿pH、尿蛋白、尿糖およびケトン体、尿潜血反応を調べます。

尿を遠心して得られる沈殿物を顕微鏡で観察して、その異常を確かめる検査を尿沈渣検査と言います。尿沈渣には、細胞を含むこともありますし、バイ菌や結石のこともあります。 バイ菌や細胞の検査では、サンプルを染色して、よく見えるようにして検査したり、バイ菌が原因で病気が起こっていると考えられる場合は、バイ菌の培養検査を行います。


尿は、貴重なサンプルです。待合室などでお漏らしした時は、是非、スタッフへお伝え下さい。早速、尿検査をしてチェックすることができます。
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獣医師のツイート @sanbutaro
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