海外渡航支援サービス

タカサクラガーヤ動物病院  
東京都世田谷区世田谷4−18−7

                  
電話: 03−5451−5188

海外にワンちゃんやネコちゃんと一緒に渡航される方が多くなってきました。海外渡航支援を行っています。

将来、日本に帰国される予定のないご家族、帰国を予定されているご家族にかかわらず、渡航先の国の検疫の指示に従えば、ほとんと問題なくワンちゃんやネコちゃんと一緒に海外へ行くことができます。

ほとんどの国が要求しているものは、マイクロチップです。注射と同じ要領で、皮膚の下にマイクロチップという小さい生体認識装置(直径 2 mm、長さ12mmの小さなもの)を埋め込みます。専用のスキャナーで個体識別番号を読み取ることができます。

狂犬病ワクチンも必要な場合があります。毎年ワクチンをきちんと予防されておられれば心配なしです。日本では、60年以上、狂犬病の発生がありませんから、多くの国にワクチン接種の証明書だけあれば入国できるのですが、一部の国では「狂犬病抗体検査」を要求します。その場合は、採血をして指定された国内の検査機関に血清を送付して、検査してもらいます。採血から7−14日くらいで結果が分かります。 検査で抗体価が低い場合は、再度、狂犬病ワクチンの注射を行って、それから1か月後に採血、検査になりますから、渡航が決まった場合は早めに準備されることをお勧めします。

1年以内に帰国を考えられている場合は、狂犬病抗体検査を受けておかれることをお勧めします。ただし、ほとんどの国でこの検査は実施されていますので、現地の動物病院・検疫にご相談になれば問題ありません。

国別の注意事項 (2012年11月以前に海外渡航支援を行った一部です。現在または今後、渡航先の検疫事情が異なることが予想されます。詳しくは各国の検疫のlホームページで確認してください)

シンガポールネコちゃんの場合): 狂犬病抗体価検査(補足1)が要求されます。さらに、その後、申請書に記入するための輸入許可番号必要になります。できるだけ早く準備されることをお勧めします。シンガポールへ行く可能性のあるネコちゃんは、1年に一回のワクチンをお忘れなく。混合ワクチンにはクラミジアの注射を要求しています。このワクチンはあまり室内で生活しているネコちゃんでは注射していないので注意してください。

オーストラリアワンちゃんの場合): ブルセラ(Brucella canis)、エールリヒィア(Ehrlichia canis)、レイシュマニア(Leishmania infantum)、レプトスピラ(Leptospira canicola)検査を要求されますが、採血から検査結果をいただくまで、そんなに時間がかかりません(2〜3日)。狂犬病ワクチンは必須ではありませんが、1年以内に日本へ帰国予定の方は、ワクチンを注射されていた方が再入国の問題がありません。レプトスピラを含む混合ワクチンは必須です。出国14日以前で1年未満に実施したものは有効です。

オーストラリアネコちゃんの場合): 3種混合ワクチンのみで狂犬病ワクチンは必要なしです。出発前4日以内の健康検査と外部および内部寄生虫駆虫処置が必要ですが、健康証明書がしっかりしていれば特に問題ありません。ワンチャンと同様、狂犬病ワクチンは必要ありません。

ポーランドネコちゃんの場合): ユーロの国ではほとんど同じかもしれませんが、狂犬病ワクチンが必要です。比較的簡単です。

フランス経由でアフリカ(ネコちゃんの場合): 一時的に経由する場合でもEUで狂犬病ワクチンが必要になります。その他は、ポーランド同様、比較的簡単です。

アメリカ合衆国(カリフォルニア州、ニューヨーク州)(ネコちゃんの場合): 特に必要な処置なし。ただし、出国の際、「狂犬病予防法に基づく動物の輸出検査申請書」が必要になります。「健康証明書」は特に必要ありませんが、ご希望でしたので、念のため発行しました。狂犬病ワクチンの接種は必要ありません。

タイ王国 (ワンちゃんの場合): 狂犬病ワクチンとレプトスピラ病ワクチンを含む混合ワクチンの接種が必要です。1年以内に日本へ帰国を希望される場合は、狂犬病抗体検査(補足1)をお勧めします。

補足1: 狂犬病抗体価検査は、狂犬病のワクチンを注射後、十分な量の抗体が体の中にできているかを検査するものです。いくら注射しても抗体価が高くならなければ、ウイルス感染を予防することが難しくなります。動物病院で狂犬病ワクチンを注射し、その後1か月後に採血して、血清というものを準備します。そして、指定の検査所に送ります。農林水産省動物検疫所は、一回目の注射から1か月または1年以内に2回目の注射をして、それから1か月後に採血することを推奨しています。ワンチャンの場合は、毎年狂犬病のワクチン接種をされておられる方が多いので、特に問題ありませんが、ネコちゃんではこの点に注意してください。入国時に狂犬病抗体価検査を要求している国への渡航を計画されておられる方は、できるだけ早めに準備してください。

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